NOTE,WEBLOG | 鈴木竜典 写真室

『土間日和』

こんにちは。R-roomマネージャーの岡部です。

梅雨を思わせない快晴の週末、各地でたくさんイベントが開催されていますが、

先日は角館へ出かけてみました。『土間日和』

 

 

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秋田の伝統工芸である桜樺細工。その樺細工のお店、八柳さんが会場です。

土間で楽しむコーヒーや、焼き菓子、パン、器の販売会などもあり、

たくさんのお客様で賑わっていました。

 

 

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樺細工はもともと、ヤマザクラの樹皮を加工して印籠などに利用されていました。

防湿、防乾に優れ、なおかつ硬くて丈夫。現在でも茶筒や小箱、様々な木工品があります。

 

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当日は、樹皮の模様をいかしたブローチ作りに挑戦!!

 

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先生は、八柳浩太郎さんです。

 

 

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ブローチのカタチを選んで、大きさに合わせて樺を磨いていきます。

 

 

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表面を削ぐようにして、樺を平らにします。

 

 

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表も裏も凸凹があると、上手く貼り付けられません。

 

 

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平らになった皮、どのあたりの模様をブローチにしようかな?

ブローチより少し大きめの枠を書き込んで切り抜きます。

この時、大きく枠取りするのがポイント!!

 

 

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さて、ブローチに皮を貼り付けます。ボンドと熱くなったコテ。

丸いカーブは、貼り付けるのが難しい。。。

 

 

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張り付いたらいらない部分を切り落とし。

 

 

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紙やすりで整え。表面やフチを磨く。

 

 

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ワックスを塗って、また磨く。最後は金具を付けて、出来上がり!

 

 

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小さなブローチ1個でも、けっこう手間のかかる作業でした。

これが、大きな箱であったり、茶筒になると、相当な手間と技術が必要です。

 

 

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早速、世界にひとつだけのハンドメイド樺細工ブローチを着けてみました。

 

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自分が制作の大変さを体験すると、お店に並ぶ商品の凄さがわかります。

ものづくりって素晴らしい。

 

来年もまた参加したいと思います! 皆さんもぜひ「土間日和」へ!

 

 

「土間日和」公式FBページ

https://www.facebook.com/domabiyori/