『土間日和』
こんにちは。R-roomマネージャーの岡部です。
梅雨を思わせない快晴の週末、各地でたくさんイベントが開催されていますが、
先日は角館へ出かけてみました。『土間日和』
秋田の伝統工芸である桜樺細工。その樺細工のお店、八柳さんが会場です。
土間で楽しむコーヒーや、焼き菓子、パン、器の販売会などもあり、
たくさんのお客様で賑わっていました。
樺細工はもともと、ヤマザクラの樹皮を加工して印籠などに利用されていました。
防湿、防乾に優れ、なおかつ硬くて丈夫。現在でも茶筒や小箱、様々な木工品があります。
当日は、樹皮の模様をいかしたブローチ作りに挑戦!!
先生は、八柳浩太郎さんです。
①
ブローチのカタチを選んで、大きさに合わせて樺を磨いていきます。
②
表面を削ぐようにして、樺を平らにします。
③
表も裏も凸凹があると、上手く貼り付けられません。
④
平らになった皮、どのあたりの模様をブローチにしようかな?
ブローチより少し大きめの枠を書き込んで切り抜きます。
この時、大きく枠取りするのがポイント!!
⑤
さて、ブローチに皮を貼り付けます。ボンドと熱くなったコテ。
丸いカーブは、貼り付けるのが難しい。。。
⑥
張り付いたらいらない部分を切り落とし。
⑦
紙やすりで整え。表面やフチを磨く。
⑧
ワックスを塗って、また磨く。最後は金具を付けて、出来上がり!
小さなブローチ1個でも、けっこう手間のかかる作業でした。
これが、大きな箱であったり、茶筒になると、相当な手間と技術が必要です。
早速、世界にひとつだけのハンドメイド樺細工ブローチを着けてみました。
自分が制作の大変さを体験すると、お店に並ぶ商品の凄さがわかります。
ものづくりって素晴らしい。
来年もまた参加したいと思います! 皆さんもぜひ「土間日和」へ!
「土間日和」公式FBページ
https://www.facebook.com/domabiyori/