こんにちは、ギリシャヨーグルトを秋田産のジャムで楽しんでいる
R-roomの鈴木竜典(りゅうすけ)です。
昨年から参加している『育てよう!みそ汁』
今回は手作りのみそを仕込み、そしてお豆腐作りの実演も見せていただきました。
お豆腐の先生は、武石純さんです!
秋田市のお豆腐屋さんで、毎日暗いうちからお豆腐を作っています。
豆腐の原料の話や、木綿と絹の違い、そして今朝しぼったばかりの豆乳もいただきましたー。
木綿豆腐は、作る際に木綿を使う事から、「木綿豆腐」という名前がつきました。
一方「絹ごし豆腐」は絹を使っているわけではなく、絹のようにきめ細かく、滑らかな
食感だったので、絹ごし豆腐という名前になったそうです。(へぇ〜)
しかも豆腐の栄養は、水分を絞っていない絹ごし豆腐の方が、実は栄養価が高いそうです。
(ガッテン!)皆さん、知ってましたか??
材料は「大豆とお水とにがり」とてもシンプル。
温度調整の難しい豆腐作り、何度も温度計見ながら慎重に、慎重に、
最後に、にがりを加えて、、、。
わぁ、固まってきたーーーーーーー!
ぷるん!ぷるん!でふわふわな出来立てのお豆腐が出来上がりました!すごい!
引き続き、手作りみそに移ります。
手作りみそのキットの登場です!(ジャ、ジャーン!)
中には、「塩、豆、麹、酵母菌」が入っています。こちらもシンプル。
お味噌の先生は、三浦将人さんです。
潟上市で、味噌と醤油、そしてご飯に合うガッコ(漬物)を作っています。
やわらかく煮た大豆に塩、麹、お水、酵母菌。
塩と麹を満遍なくすり合わせていくのが、とても大切なポイント!
「おいしくな~れ~、おいしくな~れ~」
塩切りの作業が済んだら、大豆を合わせるんですが、この行程が思っていたより大変!
大豆を一粒一粒つぶしていきます。指で潰したり、手をグーにしてすり潰す。。。
子供も大人も力を合わせて取り組みます。
こちらも満遍なくつぶし終わり、先ほどの麹と合わせ、保存容器に移します。
空気が入らなように注意が必要です。
さて、最後に容器の周りをきれいにして蓋を閉じこれから約1年は、各家庭で発酵させます。
夏くらいには、中を少しかき混ぜて発酵の様子を確認してみるようです。うまく出来るかな。
おいしい物には、かなりの手間と熟成の時間が必要なんですね。
すぐに食べられる物、手間と時間をかけなければ食べられない物、どちらも自由に
手に入れられることはなんて恵まれていることであるのかを実感しました。
だから、今日のご飯も大切に、いただきま〜す。
あむっ!
んっ、おいしい〜!
こんにちは。R-roomマネージャーの岡部です。
3月に入りぐんぐん雪解けが進んでいます。
路面に張り付いていた氷も、日を追うごとに
その面積を縮小中。
そんな春の訪れを食卓でも感じています。
秋田の早春を思わせるのは、アサツキの若芽
「ひろっこ」と呼ばれる郷土野菜です。
雪深い秋田では、冬場食べるものが少なかった頃、
春に向かって大地が暖かくなってくると、積雪と
土の間に「ひろっこ」が芽を出し始めます。
厚く積もっている雪をわざわざ掘り起こして収穫するという
手間のかけよう。
秋田の人がどれだけ春の訪れを待ちわびていたかが伺えます。
酢味噌和え、かき揚などが定番メニューですが、
今回は酢味噌をピリ辛にアレンジ。
イカとひろっこのピリ辛酢味噌。
しゃきしゃきした食感、甘みのある「ひろっこ」に
ピリ辛の酢味噌が良く合います。
どんなに長い冬でも、必ず春はやってくる。
秋田の大自然と受け継がれてきた人々の文化に
たくさんの事を教えてもらっています。