こんにちは。R-roomマネージャー岡部です。
黄金色だった秋田市内の田んぼの稲が刈り取られ、
すっかり丸坊主。
スーパーにも私の大好きな産直にも
『新米!』が並んでいます。
私の実家では代々お米を作っていましたが、
生活の変化で人口も減り、私の家を含め
地元のどの家も後継者問題を抱えていました。
そこで個々にお米を作るのではなく、区画を整備し、
地域全体でお米を作ったり、畑を管理する
農業法人に委託することになりました。
これまで、日本全体で深刻となっている後継者不足について、
何度も見聞きしてわかっていたはずなのにいざ自分の家で
お米を作らないとなるのは複雑で、もどかしい気持ちになりました。
今まで当たり前に食べていた実家のお米。
自分たちが年間どの位消費していたのか?
今後、食費はどの位変わるのか?
そして、通年自宅にお米を備蓄できたことが、
どれだけ豊かで恵まれたことだったのか。
改めて向き合うきっかけになりました。
秋田のお米をはじめとする豊かな食文化を
この先もずっと大切にしたい。
米作りを続けてくれる農家さんに感謝して。
私にとって今年の新米の味は一味違います。