NOTE,WEBLOG | 鈴木竜典 写真室

2014年10月10日

「ロケハン」って何ですか?

 

こんにちは、秋の好きな果物は梨派の鈴木です。

 

Ryu_suzuki

 

 

前回のR-roomノートから時間が経ってしまいましたが

久しぶりに今回は鈴木が担当します。

(今後はまめに登場します・・・。)

 

さて今回は撮影事例にある『赤い羽根共同募金ポスター撮影』の

お話をしたいと思います。

 

ポスターは募金運動が始まる10月1日より掲示されるのですが、

撮影は8月上旬に行いました。

 

今年度のポスターは野外での撮影しかも8月の暑い時期、

撮影のモデルを務めてくれる方にも負担はかけられません。

(しかも今回は子供が多く熱中症が心配…などなど)

 

こうした撮影で何よりも大事なのがイメージにあった場所探しと下準備!

 

ちょっと業界用語っぽく言い換えると『ロケーション・ハンティング!』

(実は和製英語)=『ロケハン!』です。

 

まずは今回の撮影地になる秋田市にあるスタジアムへ行ってみます。

 

note_4401

 

撮影予定の時間帯の太陽の位置や撮影背景の見え方など

こうした撮影の場合は下準備が全体の8割を占めると

いってもいいぐらいだと思っています。

 

そして撮影当日、誰よりも早く会場へ入り機材のセットや立ち位置の確認、

最終調整を関係者で行います。(スタッフ全員で作り上げる作業)

 

実際シャッターを押している撮影時間は10分位ですが、

それも事前の準備があってこそです。

 

note_photo_0048s

 

 

カメラの進化で写真は簡単に撮影は出来るかもしれませんが、

事前の下準備はやっぱり人の手、そして足(?)に掛かっています。

 

撮影の際はストレス無く、いい気持ちで写ってもらいたい。

そんな気持ちを胸に日々ロケハンに向かうR-roomなのでした。

2014年7月3日

「秋田の中心で写真を語る」〜文字と写真の関係〜

こんにちは、

今年の夏は「じゅんさい」で楽しもうと計画中の鈴木です。

早いもので7月に入りました。秋田も日中は大分暑くなり、夏が近づいているかんじです。

季節も変わったので思い切って写真も衣替えしてみました。

 

Ryu_300_1_mini

 

今年も折り返しになり、個人的にまだまだやりたいことが沢山あるのですが

そのひとつをまずは実行してみようと思います。

企画の第一弾は、R-room 鈴木なりの写真について

考えていることを不定期でお伝えします。

 

 

タイトルは『秋田の中心で写真を語る』(ちょっと固い!?)

一回目のテーマは 〜文字と写真の関係〜

 

例えば、ある飲食店が夏の特別メニューを紹介するとします。

【A】 と【B】 皆さんはどちらに興味を持ちますか?

【A】

メニューサンプルA

 

 

【B】

メニューサンプルB

 

【B】 のほうが興味を持つと思います。

【A】 と【B】 は伝えたい内容は同じはずなのに印象が違いますね。

 

私たちはインターネットにテレビやラジオ、雑誌、パンフレット、

案内ハガキなど沢山の情報を得ています。

 

普段は何気なく見ていますが、改めてみると全て文字や図形、イラスト、写真が

大量に使われていることに気がつきませんか。

 

もしそのどれもが文章だけだったらどうでしょうか、ちょっと読みにくいと思いませんか?

 

一般にイラストや写真などの視覚的な情報は、文字情報よりも理解される時間が早いようです。

(一目惚れもその仕組みなのかも…。)

 

 文章だけで伝えることも出来ますが、加えて図やイラスト、そして写真をうまく取り入れることで

より相手にわかりやすく伝わり、内容の理解や納得が得られます。

 

さて、先程の【B】 ですが、今度は【C】と比較してみて下さい。

 

【C】

メニューサンプルC

 

 

【C】は 【B】と同じメニューを撮っています。

今回は夏の特別メニューを取り上げました。「冷やし中華」で伝えたい印象は、

『食材の新鮮さ』や『冷たそう』『美味しそう』になると思います。

 

更にお店に対する『清潔感』や『安心・安全』などのイメージも写真から瞬時に

伝わるようになりました。

 

一見同じ写真ですが、写真によっても印象が変わりましたね。

見た目が全てではないと思いますが、やはり第一印象というのはモノの本質を伝えていると思います。

 

仕事柄色んな場所に出かけていると秋田の魅力的な部分に沢山出会うことがあります。

そんな素敵な魅力を、R-roomは写真で伝えていきます。

 

 

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